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a yacht life

Toipc : ヨット

1988年2月、我が家にヨットがやって来た。
彼女は耐航性の高いスカンピです。
乗用車3気筒ディーゼルを舶用エンジン化
振動の激しいスカンピの単気筒ファリマンディーゼル油圧ドライブからシャレードディーゼル3気筒1,000cc,38馬力セールドライブ仕様に乗せ替えヨット速度10knotを期待。10回の爆発耐久試験及び、シリンダー解放・磨耗検査を付けて、小型船舶機構に改造申請を出し、許可を得ました。
彼女は静かな私好みの女性になりました。 ※申請書はコチラ(準備中)
シャフトドライブをセールドライブに切り替えました
スカンピの腹に穴をあけ、セールドライブが顔を出しています。セールドライブの上部は機関台があり、水密と耐航性のためFRPで幾層にも貼り重ねました。
防振性が一段と良くなり物静かな女性になりました。
スケグラダーをエリプティカルラダーに改造
スケグラダーを切り取り、ハンギングラダーのNACA0009ドラフトカーブを実物大にコンピューターで打ち出し、ステンレス構造芯材にガラスエポキシでバキュームレイアップしました。
セールドライブと流線翼で一艇身でその場回頭する機敏な彼女に変身。

マストとブームを伸ばし微風対策ヨットに変身
鹿児島の夏は台風以外は微風です。この昼間吹く南寄りのやさしい風を白南風(しらはえ)と言います。
少年の日のあの夏の浜辺の輝きにそよと吹いた風、名前白南風ヨットと共に故郷西方の浜にお盆参り。
チラ―舵を舵輪に改装
”太陽がいっぱい”の気分を味わうクルー。
彼女は日々、リッチに、ゴージャスになっていきます。
貢ぐ私の情熱を見ていてください。
火山めぐりヨットレース
クルージングクラス硫黄島廻りオフショアレース。マストを3m、ブームを1m延長し、微風対策化自己設計製作したジブ、メインセールこのセールパワーを見よ!
ファーストフォーム1着。
スカンピは元のスカンピに非ず。俊足化改造を重ねた華麗なる白南風。
火山めぐりヨットレース表彰式
クルーザークラスオフショアレース、ファーストフォーム1着、総合1着
オフショアレース直後の受賞トロフィ
鹿児島外洋帆走協会会長
クルーザーレーティング委員
鹿児島大学ヨット部顧問
日本ヨット連盟公認コーチ

ヨットに嵌り込んだ喜びの日々。
2004年新春レース
バリバリのレーサーと鼻を並べた白南風。
この5月、一年アメリカ出張し、レース界を引退。

レースで得たトロフィの数々
・火山めぐりヨットレース
・菜の花カップ
バブルの宴の後、皆どうしてる?

モノハル艇をトリマラン化
マリンアルミ5083で作る浮沈構造アウトリガー
※設計図はコチラ
(1),(2)
アウトリガーとモノハル艇
アウトリガーをスカンピの横に並べてみました。
モノハル艇折りたたみ式トリマラン化
1.2トンのキールを外し軽油タンク化した50cm短いステンレス製キールを装着したスカンピ。
          ※設計図は
コチラ
スロープを乗用車で引き上げ移動式亜鉛どぶ漬け船台 
          ※設計図はコチラ
船艇塗料を減らす陸置きは環境に望ましい。
悲願の10knotセーリングを可能化したトリマラン
俊足なマルチハルクルーザーに化けた白南風。軽快に鹿児島の南の島々に彼女と共にクルージングできるこの喜び!
台風から逃れるには10knotのスピードが必要(台風は北上速度概ね時速20km)


館山港で錦江湾に嫁入り前のプラトゥー39フィート
予もいづれの年よりか、片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず…
(現代本音訳)
小麦色の南の島々の娘たちへの想い断ち難く、漂泊の伴”そら”を求めて館山へやって来た。
館山港から錦江湾へ三日三晩の波枕
2008年9月、夕暮れに錦江湾を目指して出航する。
2008年2月、あたごが漁船を回避できなかった東京湾口を航く。我艦の当直士官は全幅信頼の還暦越え、平時で良かったな30代士官諸君、旭日旗に登舷礼を送る白南風艦長。
錦江湾に着艇したプラトゥー
二番目の彼女はShirahae Ⅱ
白南風も健在です。
鉛蓄電池再生、劣化防止器の特許を取り、彼女の蓄電池5kwhに100%再生装置装備、かかり,一発,スタミナOK.。
さー航かん、小麦色の肌のもとへ!